• サックスのリードってなに?初心者のための選び方と失敗しないコツ

    2025年5月19日

    こんにちは!Nagoya Saxophone Lab.です。

    今回は、初心者の方からよく質問をいただく

    **「リードって結局なに?どう選べばいいの?」**というテーマでお届けします!

    名古屋・栄エリアでサックス教室をお探しの方にも、

    これから楽器を買おうと思っている方にも、ぜひ読んでほしい内容です!

    1. そもそも「リード」ってなに?

    サックスのリードとは、マウスピースに装着して振動させる“音の源”のパーツです。

    リードが振動することで、サックスの管全体に音が響きます。

    つまり、リードの状態・質・硬さなどが音に直結する、超重要パーツ!

    初心者の人が「音が出にくい」「なんか響かない…」と感じてる場合、

    実はリード選びが原因のことも多いです。

    2. 番手(硬さ)の違いってなに?

    リードには「2.0」「2.5」「3.0」などの数字が書いてあります。

    これは**“リードの硬さ(=厚さ)”**を表しています。

    • 数字が小さい → 柔らかい(息が入りやすい)
    • 数字が大きい → 硬い(音が安定しやすいが鳴らすのが大変)

    初心者におすすめなのは?

    → アルトサックス:2.5 からスタートが無難!

    → テナーサックス:2.5 または 2.0 もOK(肺活量による)

    ※ ただし、マウスピースとの相性もあるので、レッスンで一緒に試しながら選ぶのが安心です!

    3. ケーンリードと樹脂リード、どっちがいいの?

    リードには大きく分けて2種類あります:

    【天然素材:ケーンリード】

    • 主流ブランド:Vandoren(ヴァンドレン)、Rico など
    • 本物の“音の深さ”を感じたいならこちら
    • でも個体差があって「当たりハズレ」がある
    • 消耗も早い(1枚1〜3週間程度)

    【人工素材:樹脂リード(シンセティックリード)】

    • 主流ブランド:Legere(レジェール)など
    • 耐久性が高く、メンテもラク
    • 音色は若干ナチュラルさに欠けるが、最近はかなり進化!
    • 初心者でも使いやすいモデルも多数!

    ちなみに、僕(講師)は普段 LegereのSignatureモデルを使用中です。

    でも、Vandoren信者でもあります(笑)

    もしヴァンドレンが本気で樹脂出してきたら…絶対試します!

    4. 初心者が最初に買うなら?

    失敗しにくいおすすめは:

    • Vandoren Traditional(青箱)/2.5
    • Rico(オレンジ)/2.0 or 2.5
    • Legere Signature/2.25 or 2.5(最初から樹脂派なら)

    ※ できれば「1箱10枚入り」ではなく、まずはバラ売りで2〜3枚だけ買うのがコツ!

    5. よくある失敗と、長持ちさせるためのコツ

    失敗例:

    • 開封したてでいきなり鳴らす(慣らし運転が必要)
    • リードを濡らさずに吹いてしまう(乾いたままだと振動しにくい)
    • ケースにしまわずポーチに突っ込む(変形の原因)

    長持ちさせるために:

    • 使う前に少し水で湿らせる(舐めるでもOK)
    • 使用後は水分を拭いてケースで保管
    • 1枚だけ使い続けず、2〜3枚をローテーションするのがベスト!

    まとめ|リード選びは奥が深い。でも楽しい!

    リードは小さなパーツだけど、音色も吹奏感も大きく変わります。

    初心者の方は、「何が合うか分からない…」と悩むより、

    まずは定番から始めて、レッスンで実際に試しながら好みを見つけていくのがベスト!

    Nagoya Saxophone Lab.では、

    レッスン中にもリードの使い方や選び方をサポートしています。

    気になる方はぜひ、体験レッスンで音を鳴らしてみてくださいね!